2018年1月5日

イオン大津京のお魚惣菜屋でパートとして働いていた私に息子から「お姉ちゃんがおかしい、お母さんお母さんって呼び続けてる」といの電話で急いで家に帰ると娘は朦朧としており救急車を待ってる間に昏睡状態になり大津日赤の救急センターに運ばれました。

その時はお名前も存じてなかった三枝先生から「もう呼吸も時々止まってますこのまま。お看取りなさいますか？」と聞かれて「もう一度娘と話したい、先生娘を助けて下さい」と必死でお願いしたその時の光景はまだ鮮明に覚えています。

三枝先生が「やってみます」と私に言ってくださった光景も。

それから三枝先生は3ヶ月間の入院から退院まで娘の為に出来ること、全て書類を持ってきなさい、僕が全部サインするからと病院の相談員さんに言ってくれてたのも鮮明に覚えています。

2年前に主人の会社倒産と自己破産と離婚で私には働くしか出来なくて手元にお金も無く三枝先生に入院費も払えないから、諦めるから、退院させて下さいと何度もお願いしました。

そんな私に三枝先生は「この子を退院させるわけにはいかない、1人で家に残してお母さんは働きに行くから」と呼吸器、ベット、訪問診療、訪問看護、訪問入浴、な訪問リハビリ、訪問介護、電動車椅子の手続きが整ってからじゃないとこの子を退院させられないから」

た仰って下さってました。

私は福祉サービスの事を知らなくて、娘が障害手帳1級を持っていても福祉サービスは受けてなかったんです。

そんな時に介護で休める事も知らなかったし、一時的に生活保護を受けられる事も知らなかったんです。

そんな無知な母親に福祉サービスを教えて下さったのは三枝先生でした。

人間は神様になれるんだと無信心の私は感動し本当に有難く思いました。

娘の命も救って下さり、その後の生活の事まで心配して下さり出来る事を全て受け持って下さり実行して下さったのは三枝先生でした。

私はその時海外にいた息子に福祉サービスに仕事をしたいと伝え、お母さんとお姉ちゃんの為に会社を立ち上げて欲しいと頼んだのが、今のMoo Olaヘルパーステーションの始まりです。

1人では生きていけない、生きにくい、誰かの力を借りたい。

そんな方達の助っ人になれたらいいなと思い続けて毎日利用者様の元に駆けつけています。

利用者様とヘルパーとの関係だけではない共に生きていきたいと願ってます。

まだ2年にもなっていない事業所ですが宜しくお願い致します。

 

管理者兼サービス提供責任者　大槻宮子　６５歳